東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
以前、有名な掲示板で「禁句インコ」が話題になりました。
ぴーちゃんというセキセイインコに、小学生の甥が、「キ◯◯マ」という言葉を教えてしまい、覚えてしまった言葉をインコに削除させれらるか、という深刻な(笑)話題でした。
で、インコは、その後「キ◯◯マ」というワードを発展させていき、「ぴーちゃんのキ◯◯マ」とか「おとさんのキ◯◯マ」とか言い出すのです。まあ、由々しき事態ですね。
ここで私が驚くのは、ぴーちゃんが日本語の文法を体得しているということなのです。「ぴーちゃん、◯ま」とか「「キ◯おとさん」とは言わないのです。
いわゆる鸚鵡返しではないのですよ。
有名なヨウムのアレックスを思い出しました。