東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
日本では、小学3年生で毛筆を使っての書写があります。
意外なことに、中国や韓国では学校教育の中で「お習字」がないらしいです。もちろん、中国は広いですから、やっているところもあるかもしれませんが。
で、いくら本家の漢字の国の人でも、日本語を学習する際には、日本で使用している漢字を書くようになってもらわなければなりません。
漢字の学習の際に、書き順についてそれほど厳しく指導しませんが、字の形を意識し、止め、払いには注意を払ってもらいたいということでお習字を取り入れることはあります。
水茎などという美しい言葉があります。昨今、手書きは減っていますが、きれいな字は気持ちがいいですね。