
東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
漢字の国ではない学生には、本当に、本当に、申し訳ない気持ちになるのです。
ひらがなとカタカナだけでも、92、さらに漢字です。
新聞レベルなら、漢字は2500ほど覚えてもらうしかありません。
気の毒としか言いようがない。これは本音。
でも。
漢字が読めないと、ほぼ「字が読めない人」になります。
漢字圏では、子供の頃から、漢字学習にかなりの時間をかけています。
日本語を学習する以上、「漢字、苦手です」ではどうしようもないのです。
というわけで、同情してもしょうがないと、心を鬼にして「漢字テストするよ〜!」と言うのです。