東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
留学生がなぜ思うように就職できないのか、この数年で確信したのは、「話せない」、これに尽きます。
あまりにも、話すことを後回しにしてきた結果だと感じます。
大学に入る前の日本語学習で話すのは、入試の面接対策ぐらいでしょうか。
話すといっても、これは想定問答に過ぎません。
そして、大学に入ってしまうと、1、2年生の日本語授業は、読むこと、書くことが中心。
プレゼンの練習はするかもしれませんが、それは準備したものを「読む」に近いので、話しているうちに入りません。
話せない。
だから、日本人と友達になることも難しい。
こんな具合では、就職はあまりにも遠い道のりです。
話す力をつけましょうよ。