東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
出身の国にもよるのですが、どうも、留学生は、学歴が高ければ高いほど、就職できると考えているようです。
確かに、学士よりも、修士、修士よりも博士の方が年収は高いです。
けれども、経営者の立場に立って考えてみましょう。
研究職ならいざ知らず、学部卒の人と修士の人と、どちらを採るかと考えた時に、修士の人には多く支払わなければならないということになります。
つまり、高い買い物ですね。
それだけの価値があるかどうか、採用側は、当然考えているはずです。
だから、単純に、大学院に進学した方が就職できる、というのは考えものです。