東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
この春学期、1年生の作文授業は、チャットGPTを禁止するのか、利用していくのか、という問題をディベートから始めて、作文を書いてもらいました。
みんな真面目によく考えていて、チャットGPTに丸投げしてしまうなら、考えることをしなくなる、何のために大学に来たのか、という意見が多かったのが意外でした。
条件つきの賛成、反対の割合は6:4ぐらいだったでしょうか。
ディベートの準備をしている頃には、まだ大学からの指針もあまり出ていなかったのですが、すでに、大学生が課題に取り組むには、まずチャットGPTに相談、なのだそうです。
学生諸君が書いていたように、もう使うことを前提として、チャットGPTの特性を伝えた上で、適切な使い方をレクチャーすべきですね。
来年の春あたりからは、そのような授業が登場しているのではないでしょうか。