東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
「私の強みは、どんな困難な状況でも、最後まで諦めません。」
「……。」
PREP法で語る自己PRですが、この冒頭の文がねじれていることが少なくありません。聞いていると、冒頭のねじれ文に、ああ…と、気持ちが削がれてしまうのです。「私の強みは」ときたら、「〜ことです」「ところです」などで結ぶ必要があります。
この、主述の不一致を「ねじれ」「ねじれ文」といいます。
聞いていて、理解できない文ではありませんが、やはり、冒頭がこれでは、採用しようかと検討している側にとって、不安を残すのではないでしょうか。
正解は、「私の強みは、どんな困難な状況でも、最後まで諦めないことです。」
冒頭の文は大事。