東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
漢字は中国から朝鮮半島経由で日本にもたらされましたが、日本で考案した漢字もあります。
峠、辻、畑、働といったものが日本で作られた漢字で、中には、逆輸出となったものもあるようです。
今は活字の時代ですから、新たな漢字ということはさすがないでしょうけれど、そもそも表意文字であるため、デザインとしての考案はありうるだろうなと思います。
かつて、アメリカ人学習者が、「口」の中に「足」を書いてみせて、黙れっていう意味だと言っていましたね。
「凹」「凸」「〆」といった漢字は、なんだか本当に文字なの?国字かなと思ったことがありますが、「〆」は国字、でも、「凹」「凸」は中国でも使う漢字です。
少し形が異色かなという印象ですね。
「〆切り」と板書した時に、シメサバ、シメサバという声が。居酒屋さんでバイトをしてる人たちでした。