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メール・欠席の連絡

東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。

 

書くクラスでは、まず、メールの書き方を入れます。

簡潔な件名、宛名、自分について、用件、挨拶、署名、余白…。

そして、最も問題になるのが待遇表現です。メールを書くということは、たいてい、フォーマルなものですから、相手との立ち位置が問題になります。

例えば、予め欠席の連絡をする場合、「休みます」という通告では失礼です。授業は出席すべきものです。また、欠席者がいる場合、教員は、何らかの配慮が必要となってきます。それらのことから、よんどころない事情を書く必要があります。けれども、くだくだと説明すると言い訳(私は悪くはない)じみてきます。表現としては、「休ませてください」という許可を得る、お願いするという形を取ることになります。

もちろん、休むことがわかっている場合には、事後ではなく、事前連絡が筋です。

さらに、友達が配布物を受け取る、授業内容や課題について聞くなどといった今後に関わることにも言及するといいですね。

という具合で、丁寧に、誤解を避ける文面が必要となります。

 

そして、課題を提出したら終わりではなく、今後、どの教員にあてても、同様の配慮をしたメールを送ってくださいね。

 

 

適切なメールでないと、相手を怒らせることがある
適切なメールでないと、相手を怒らせることがある