東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
他人が書いたものを正しく引用しないと剽窃となります。
単に、あれこれ「偉い人」が書いたものを並べて、自分の文章に箔をつけるのが目的ではなく、自分の主張や分析の根拠となるものが引用です。
読んだものをつなげて、自分の主張としてしまうことがないようにしましょう。
そもそも、その引用はあなたの主張と関係があるのか?
どんな目的で引用しようとしているのか?必然性があるのか?
よくよく吟味してみましょう。
そして、引用の際には、引用のルールをきちんと守ることが肝要です。
他人の著作物を引用する場合、内容を無断で書き換えたり、都合の悪い部分を割愛する(改変)と、直作者人格権(同一性保持権=無断で改変されない権利・同法20条)の侵害になる