東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
日本で就活をする最終目的は、内定を取ることです。
あなたを採用すると言ってもらうことです。
そのためには、日本という社会、日本人の集団の考え方、感じ方、企業理念、欲しい人材などがわからないと、欲しいと言ってもらえません。あなたは日本人の考え方や感じ方を知っていますか?同じ国籍のコミュニティにいるだけだったりしませんか?また、あなたが知っているのは、同世代の日本人だけのことかもしれません。
あなたが相手にしようとしている日本の「大人たち」は何を考え、どう感じる人たちなのでしょうか。
相手が欲しがっているものを、あなたは見せなくてはならないのです。それは、言語の能力でしょうか、あなたの優れた資質でしょうか。
世代間のギャップというものもあります。
学生と社会人では、基準が違います。
そのあたりの理解がないと、就活はうまくいきません。
大きな壁が立ちはだかっているように思えるかもしれませんね。乗り越えて行きましょう。
就活を通じて、大人になっていく、というのをよく目にします。