東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
今話題の神宮外苑の銀杏。
再開発で銀杏並木が伐採されるのではないかということで、これまで注意を向けることのなかった外苑へ行ってきました。左右にそれぞれ2列の銀杏の大木が並んでいます。大学の正門前にはつきものの銀杏ですが、銀杏の木って、こんなに先端が尖っていたのだったか?こんなに鋭角の樹形だったか?高さからいって剪定した結果でもなさそうです。それにしても美しい。行った日は、日中26度というぐらいなので、紅葉(黄色だけど)にはほど遠いものの、整然と並ぶ木は一見の価値があるもののように感じました。
日本は公園面積が小さいと読んだことがあります。児童公園は時々ありますが、神社と皇室ゆかりの恩賜公園などにしか緑が残らない。緑を保全するという意識は希薄ですね。
この景色がなくなるのか…。
あまりにも残念な気がしました。