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書いたものを修正する

東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。

 

とりあえず、文章にして、でもまだ出来上がりではありません。

まだ文字数はさほど気にしなくてもいいです。むしろ、多く書いておいて、後で整理する方が締まったものになるのでおすすめです。

さて、読み返してみましょうか。

気になるところはありませんか?順序、流れ、情報の過不足、重複…。少し直したくなったのではないでしょうか。

読んでは直し、読んでは直し…。これは、提出の時間まで繰り返してください。10回でいいとか、20回でいいとか言えるものではありません。時間の限り、続けることになります。

逆に言うと、それだけかかる時間を見越して、まずは文章に書き上げてしまわなくてはいけないということになります。

ギリギリに書いて間に合った、というのではお粗末すぎます。

この、読んでは直し、という作業を推敲といいます。やらなければいけないと言うよりも、自分が書いたものを読んでいると、あ、ちょっとここが…、もっとここは…、といった具合に、直したくなるのです。不具合を放置はできなくなるものなのです。

ということで、推敲は、文章の最終場面で不可欠なものなので、ぜひ、そのつもりで提出までに余裕を持って文章にしてください。

提出時間まで推敲を繰り返しましょう
提出時間まで推敲を繰り返しましょう