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留学生は猫を飼う

 東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。

 

リモート生活では、ペットを買い始めた人が多いという記事を読んだことがあります。

3年間のオンライン授業の際、画面に猫が映り込むことがちょくちょくありました。

中には、2匹、3匹の猫。自分に関心を向けない飼い主の気を引きたいのか、キーボードの上に乗ってくるようです。高級そうな猫の、ふさふさの尻尾がふわっと動くのをよく見ました。キーボードから下ろしても下ろしても、猫が乗ってくるのです。

猫率高し。

聞いてみると、家族がいない生活で、寂しい、家に帰れば猫がいるというのが癒やされるのだそうです。犬だと、散歩が必要だし、吠えることもあるからでしょうか。

 

気軽に飼い始めたように見えると、帰国する時のことが気になりますね。

ある人は、一時帰国の際に、鍵を預けて、猫の水と餌を友人に頼んだそうです。その学生は、帰国する場合には、連れて帰ると言っていました。「僕の娘」と呼んでいました。

猫を、自分の国から「帯同」してきた学生もいました。

 

ある大学の話すクラスでは、猫愛の話を聞いて触発された学生が、猫が欲しいと言い出したりもしています。猫愛が広がっています。

犬派の私ですが、猫、いいかもしれないと思うようになりました。

留学生活には猫が不可欠(らしい)
留学生活には猫が不可欠(らしい)