東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
24年には、郵便料金が値上げになるそうです。ますます手紙を出さなくなるのだろうなあ。
子供の頃から、現担任の先生、これまでの担任の先生、幼稚園の先生にまで遡り、クラスメートの多くに年賀状を書いてきました。
けれども、もう、この数年、面倒になってしまいました…。
確かに、年賀状のやり取りだけでつながっている、古い友人もいるのですが、12月に入ると、添削地獄が始まるので、もう年賀状の準備どころではないと感じるようになってしましました。
さらに、良くも悪くも、メールやラインでやり取りをする時代、滅多にハガキを書くこともなくなったため、年賀状の準備が途方もなく重荷に感じられてしまうのです。
だからこそ、まれに、きれいなカードや絵葉書を書くことはあるのですが、「年賀状の準備」だけが、どうしようもなく億劫なのです。
というわけで、3年ほど前から、年賀状出しません宣言をし、返事だけを出しています。
年末の挨拶というつもりでクリスマスカード(ハガキ)を出してはいるので、それは年賀状の準備とどう違うの、と問われると、返す言葉がありません。まあ、いくらか時期が前倒しになるということでしょうか。
人間は矛盾を孕んだ生き物だ、と居直るしかありませんね。