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究極、あなた自身をわかってもらうとは

東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。

 

奨学金の審査とは、その学生が将来性のある人物であるのか、奨学金を与えるに相応しい人物であるかを見極めることです。

また、就活の書類・面接の目的は、自分がいかに志望する企業に利益をもたらす人物であるかを証明することです。

つまり、いずれにせよ、あなたが月並みな人物ではないことを証明し、あなたを採用するなら、必ずや社会に有益であると証明しなければならないのです。

では、どのようにすれば、それをわかってもらえるでしょうか。

そこで、あなた自身をわかってもらうために、過去、現在、将来について述べましょう。

どんな子供時代、中学・高校時代を過ごしてきたのか。何が好きで、何に夢中になっていたのか。

その後である今、自分が取り組んでいることは何か、どのように取り組んでいるのか。

その結果、どのようなビジョンを持ち、どのように社会に関わっていこうとしているのか。

この、過去、現在、将来について語れるならば、このような人物であるということを理解してもらえるでしょう。たいてい、ここには一貫性があります。もちろん、人は変わるものであり、その変化のきっかけと行動が語れればいいわけです。

真剣に人と関わろうという時、たぶん、お見合いのような場合でも、時間をかけて、同様のことが語られるのではないでしょうか。

そこには、計算づくの誇張はいりません。むしろ、それはミスリードとなって、好ましからざる結果を生みかねません。

自分の過去・現在・将来を客観的に捉えることが自己分析であり、簡潔に述べることができるなら、納得のいく結果が得られるでしょう。

等身大のあなたをわかってもらうために
等身大のあなたをわかってもらうために