東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
日本で就職活動を考えている皆さん、大学の外へ出ましょう。
これは、日本人でも留学生でも同じです。ほとんどの学生の人の人間関係は、家族、友人、学校の先生に限定されます。おそらく、これまでずっとそうだったでしょう。
いずれ、社会に出ようとしていますが、今までの学校生活と、社会には大きな隔たりがあります。それを理解していないと、就活はうまくいかないでしょう。理解するためには、とりあえず、アルバイトをしてみましょうか。留学生の場合、日本の物価が安くなっているために、アルバイトが必要ない人が増えています。社会経験という言葉があります。アルバイトでも、お金をもらう以上、責任を持って、自分の仕事を果たすことが求められます。これは、社会を経験する第一歩となるでしょう。
就活のガクチカでは、学生ながら起業した人が最強と言われています。社会の仕組みを理解し、新しいものを創り出せる人、責任のある行動が取れる人ということが高く評価されるのです。
誰でも起業ができるわけではありませんが、まずは、アルバイトやボランティアから始めてみませんか。接客業から、日本人を、日本文化を知ることは多いですよ。