東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
今朝の新聞に、就活生が生成AIを使うことについて、7割の企業が「OK」としている、という記事がありました。
試みに、ある企業について、ChatGTPに尋ねてみました。
業界の課題
その企業の特性と課題
競合他社
海外市場での位置付け
社風
などです。
それなりに分析した答えが返ってきました。
ただ、ChatGTPのすることですから、100%信頼していいかどうかについては、慎重であるべきでしょう。きちんと裏を取りましょう。
次に、Geminiにも同様の質問をしました。
こちらの回答は簡潔で、少し不安になるのですが、考えようによっては、それは当然というか、信頼できることしか回答していない、ということなのかもしれません…。
というようなことを、現在コンサル中の就活生に送ったところ、とっくにChatGTPに相談することは常識となっていると知りました。
ただし、就活では、より多くの情報、多くの人が知り得ない情報を手にすること、そこに自分の強みを主張していくことが求められます。そう考えた時に、誰もが相談する生成AIに聞くだけでいいのか、という疑問は残ります。業界・企業研究の導入程度に考えるべきでしょう。
人と同レベルならば、結果は「お祈りメール」です。それ以上を目指しましょう。