東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
仕事で必要な本であれ、自分の楽しみのための本であれ、本を買う時、「いいのか?本当にいいの?増やしていいの?」というかすかな声が自分の内側から聞こえてきます。聞こえては来るけれど、もともとその声に耳を傾ける気があまりない。
本は増やしたら、絶対に減らない。これ、真理。本に関して、断捨離は、ない。
だから増やしてはいけない。頭ではわかっている。
ところが、本を買うこと、増やすことに、ほとんど躊躇がないので困る。
本が増える。本棚が増える。本に住居が占拠される。それなのに、すぐに読まなくても(使わなくても)、買っておかないと、と買う。手元に置かないと、という焦燥感。
せめて、節約しようと、専門書でもなければ、フリマアプリから買おうとする。本屋さんには悪いと思いつつ、さらに、本屋さんで買うより安く買えるものだから、また、さらに、買うことについての躊躇が遠ざかる。
本にまつわる、費用の問題、片付かない問題、占拠される問題、…誰か、解決法を教えてください。