東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
今住んでいるところに引っ越す際に、いくつかの条件がありました。どんな住環境が望ましいのか。人それぞれでしょうけれど、私の場合について書いてみたいと思います。
かつて、郵便局とコピー機が、自宅の近くにあることが条件だった時代がありましたが、これは、Wi-Fiの問題にとって変わりました。
交通の便については、距離も大事ですが、交通機関の問題の方が大きそうです。
日常の買い物の便がいいこと。品揃えと鮮度。鮮度がよくて安い八百屋さんがあったらなおいいな。
そして、本の便。つまり、大学と地域の図書館です。残念ながら、今の場所で、地域の大学図書館で使いやすいところはないのですが、仕事で毎日大学に行っているので、とりあえずよし。引っ越すにあたり、自治体の図書館については、ずいぶん調べました。蔵書数、相互貸出、貸出数、地域の図書館までの距離。今住んでいるところは、これが決め手となりました。
今、毎日のように、予約した本を受け取りに行っていることを考えると、これは正解だったなと心から思います。昨夜予約した本が、もう、今日、地域の身近な図書館に届いている。この快適さ。急いでいるので、購入のリクエストまでは出しませんが、本当は、リクエストしたものをどこまで叶えてくれるかという予算の問題もありますね。
どんなに小さな地域の図書館でも、図書館は知の宝庫です。図書館が近くにあれば、それは、膨大な蔵書数の書斎があるのとそう変わりません。
図書館で時間を過ごしてみませんか?