東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
筑波大学日本語・日本事情遠隔教育拠点のコンテンツ、就活ジャンプスタートを使った自己分析を見ています。
幼少期から始まって、小学生、中高、大学と、それぞれいくつかの質問に答える形で進み、そして強み、弱みを記入します。
通常、ガクチカは大学の時期のものであり、中学生まで遡ることはありません。けれども、全体を眺めていて、幼少期からざっとこれまでの人生を振り返るのは悪くないなと思いました。
なぜなら、人は、たいてい、その人らしさというものを持ち続けると感じるからです。三つ子の魂百までという言葉もありますね。もちろん、高校になってから積極的な態度に変わったなどの変化があるわけですが、何らかのきっかけがあって、行動変容に結びつくというものです。それらのことを、就活生が半生を振り返る形でおさらいするのには意味があるなと感じました。
それが、就活生の軸となると感じられるからです。その人ならではの特性があり、行動パターンがあり、その先に、将来の働き方があると理解できるからです。
まずは、就活ジャンプスタートに記入して、身近な人に見てもらってはどうでしょうか。