東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
1、2年生には、ガクチカで書くことがないということにならないように、意識的に、主体的に、何事にも関心を持って、学生生活を送るようにと言います。
本来、ガクチカに書けるということが目的になるのではありません。主体的に学生生活を送った結果、ガクチカに書く材料がある、ということなのです。
ガクチカは、ほとんどの学生が部活とバイトです。他に、ボランティアするなんて、どう?と言ってみるのですが、ボランティアはどこでどう探すのか?との質問を受けます。
学童保育とか、長期入院の子供の勉強を手伝うとか、大学でボランティア募集について尋ねてみるとか?など、自分でもきちんと調べたことのないことを提案したりしていました。
けれども、この新入学の季節、部活・サークルの案内の冊子をめくってみたところ、ボランティアのサークル、いくつもあるではありませんか。
面接があって採用されるバイトと違い、ボランティアは、ある程度身元がしっかりしている必要がありそうです。その点、大学のサークルなら申し分ないでしょう。
と、話してみたものの、ボランティアはあまり魅力的ではないようでした。お勧めなんですけどね…。