東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
自己紹介の季節です。
新しいクラスが、新しい人間関係が始まります。
自己紹介で何を話すべきか。考えたことがない人が多いでしょうけれど、これは、実は大きな問題です。初めに話すことによって、周囲の人は、あなたについての印象を持つようになるのです。
この時に、みんなの前で話す機会を活かして、専門のこと、どうして日本に留学したか、趣味のこと、将来の計画について、あれこれたくさんのことを話した方が、自分のことをわかってもらえるのではないか、という意見が出ました。
けれども、自己紹介は、1-2分程度です。ここで、この時とばかり、5分も話したのでは、少し配慮に欠けるかもしれませんよ。短時間で、自分を印象づけ、覚えてもらうには、あれこれ話すよりも、一つのことをある程度決まった時間の中で十分に話す方が、あなたの人柄を理解してもらえるのではないでしょうか。盛りだくさんの情報よりも、自分の好きなことなどを詳しく話す方が、ああ、筋トレが趣味の人ねとか、誰かと一緒に料理したい人だね、などといった具合で、印象に残るように思います。
工夫してみましょう。