東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
同じ学部、同じ国の出身で数人が固まっていることがよくあります。
それが、非常にうまい具合に機能して、全体の実力アップにつながっているのを見ることがあります。どのグループでもそういうわけではありません。グループが真面目に勉強に取り組み、切磋琢磨する雰囲気がある場合、日本での就職など、明確な目的を持っている人たちの場合、一人で勉強するよりも、はるかにいい結果を出すようです。
それは、クラスと言う集団にも言えることで、集団が仲がよく、助け合い(不正行為を意味しない)、教え合い、適度に競い合う雰囲気がある場合に、その集団は、全体にレベルアップが見込まれます。一部の人だけでなく、全体に伸びがいいのです。
一方、自分だけ勉強してできるようになればいいという人が散見され、集団が個人主義的でバラバラであると、何となく、雰囲気も悪く、その集団は成績が伸びません。一人で頑張るはずの人も、さほど伸びはしないのです。
語学のクラスということもあり、全体のムードがよくなるように、楽しいクラスになるように、常に配慮しています。それが、学習の成果につながるからです。
グループで、クラスで、ともに楽しく勉強し、切磋琢磨する関係が作れるといいですね。