東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
学歴フィルターなど存在しないなどと信じるのは、どう考えても無理があります。
人気企業になれば、数万のESが寄せられるのです。日常の業務もあるのに、誰が、それを1通1通読むというのでしょう。少し考えても、それが無理なのは明白です。そんな場合、大勢の応募者の中からほどほど人数を絞るのに最適なのは、学歴で足ぎりすることです。いいも悪いもありません。ずるいもずるくないもありません。他に方法はないと、私でも思います。
大人気の大手企業では、出させるだけ出させてESを読まないことになるので、さすがに申し訳ないと思うのか、あまり突っ込んだ質問項目がないそうです。つまり、人気大手企業で、ありきたりの項目が並んだESなら、これはもう、相当、学歴で人数を絞ると見ていいでしょう。
何もかも諦める必要はありません。けれども、そんな現実も弁えておくべきです。