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有効な自己分析のために

東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。

 

就活はブレない「軸」を語れるかというところが要となっています。

そこで、自分史を振り返ることが必要となってきます。これは、過去の出来事が自分に影響を与え、変化のきっかけとなった、過去の出来事によって、自分が形作られてきたという視点が必要です。

自分史を振り返るために、筑波大学作成の就活JUMP(https://shuukatsu-jumpstart.cegloc.tsukuba.ac.jp/)をお勧めしています。けれども、これに書き込んだ人のうち、自分の軸のために、非常に有効な書き込みだったケースと、そうでないケースがありました。有効というのは、過去の出来事を、現在の自分、将来の働く自分に結びつける書き方ができたものであり、有効とはいえないものは、単に、アルバムを眺めるようにして、過去の出来事を書き込んでいるケースです。仕事という観点から、過去と現在と将来が結び付ける目的で、自分史を書いているのですから、日記を書くように、思い出すだけでは無効なのです。

あくまでも、将来、職場で活躍する自分とのつながりから、振り返ってみてください。

子供の頃の経験が自分の軸を作った
子供の頃の経験が自分の軸を作った