「敬語難しい」
「敬語使ったことがない」
「敬語、就活に必要でしょう?」
日本で就職を考えている人から、敬語が心配、という声を聞きます。
N1に合格した人は少なくないでしょうが、実は、必要とされる日本語力は、N1合格で安心できるレベルではありません。
ひとつには、知識の有無ではなく、究極の運用能力が問われるということがあります。
そして、学校の中ではなかなか学ぶことができない、人間関係に根ざす言葉。
「食べる」の尊敬語は「召し上がる」、そのような単純なことではありません。
社外との関係、社内の上下関係などなど、関係によって、言葉遣いは変わってきます。
CEFRという言語能力の国際基準では、A1〜C2まであり、B2以上が仕事ができるレベルであると言われています。
B2レベルの「話すこと・やり取り」には、「母語話者と普通にやり取りができる」と書かれています。
「普通に」。友達とではありません。
学生時代以上に、対人関係が複雑になり、社会人として、相応しい日本語を使いこなすことは不可欠です。
いわゆる「婉曲な」表現も欠かせません。
就職活動中は、学生気分ではいけません。社会人の振る舞いを求められます。
そこで、ビジネス日本語を勉強する必要があります。
就活の際のビジネスメールや、電話対応にも困らないだけの日本語によるコミュニケーション力を身につけましょう。
対象者:N1に合格している人、N1相当の人
レベルに合わせたテキストを用います。
ビジネス日本語1(全8回)・ビジネス日本語2(全8回)
ビジネス日本語1とビジネス日本語2は連続しており、1冊のテキストを終わらせます
1を受講してから、2へと進んでください。